FXで聖杯を求め続けるのはおすすめしない

FXの聖杯

 

初心者の頃にFXで求めがちになるのが聖杯手法。

 

聖杯手法を求め、インジゲーターを設定しパラメータをこねくり回し、これならいける、と思ったのも束の間、その相場にたまたま合っていただけで、負けの連続。

 

聖杯手法を探し続けるのは時間の無駄で、一生勝てるようにはならないかもしれません。

 

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聖杯とは必勝法

 

FXにおける聖杯とは、トレードにおける必勝法。

 

MAが上向きでMAまで押し目が入ったら買いをいれると必ず勝てます。

 

といった類の、ラインや上位時間軸など、環境をまったく無視した手法を指します。

 

聖杯はない

 

どこかの記事で、ベンチに座っていたら聖杯が降りてきた。

 

そこからは負けたことがない。

 

何ともメルヘンチックな話ですが、これだけは断言できます。

 

聖杯はありません。

 

昔はボリンジャーバンドを用いて、2シグマタッチで逆張りしていれば勝てる。と思っていたのですが、それだけで勝てるようになるのであれば、みな簡単に勝ち組です。

 

それでは、ボリンジャーバンドとMACDを組み合わせたらいけるのか。

 

結果は同じで散々な目に合うでしょう。

 

ハーモニックパターンを勉強したときは、9割以上の確率で反転する、ということで、XABCDパターンの各戻り値のパーセンテージをしっかり把握し、ハーモニックパターンを極めました。

 

これで億万長者と内心ほくそ笑んでいたのを今でも覚えていますが、結果は散々なものでした。

 

SMA20でだめだったから、SMA21に変えよう。

SMAはダメだったから、EMAに変えよう。

 

などなど、相場によってはSMA20がはまる相場もありますし、SMA21がはまる相場もあります。

 

SMAがはまる相場もあればEMAがはまる相場がある中で、インジゲーターをこねくり回す作業はナンセンスであり、8割以上が負け組といわれている相場の世界で、誰でも勝てるような手法はあり得ないのです。

※MAやボリンジャーバンド、ハーモニックなどは勝てないのか、といったらそうではなく、環境さえ把握できれば、優位性のあるトータルで勝てる手法になります。

 

聖杯がない中でどうやって勝ち組になるのか

 

FXは聖杯がなくても、トータルで勝ち続けることは可能です。

 

相場は人間の欲望、恐怖によって動いております。

 

これは100年以上も前から変わりません。

 

この人間の心理を突くことができれば、どこに損切り注文が集まっていて、どこで価格が上昇、どこで価格が下降する確率が高いのかが、環境認識によりわかるようになります。

 

そうなると、確率論によりトータルで勝ち超すことができるようになります。

 

インジゲーターはあくまで、補助。

 

ゴールデンクロスをしたからといって闇雲にロングしていても、ゴールデンクロスが通用する相場、そうでない相場があります。

 

環境認識によって人間の心理を読み取り、ここは上がる確率が高そうだな、と思ったときに、ゴールデンクロスも出ているので、さらに上がる確率が上がったかな、程度のものなのです。

 

一つ例を挙げて解説してみます。

 

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環境認識をしてゴールデンクロス、デッドクロスを活用

 

ゴールデンクロス

赤がSMA20、黄がSMA50です。

 

青丸でMA20がMA50を上抜けたことにより、ゴールデンクロスになりました。

 

その後押し目がついて、緑丸でグランビルの法則により絶好の買い場が訪れましたね。

 

その後の状況を見てみましょう。

 

ゴールデンクロス

高値に届くことすらなく、価格が下降してしまいました。

 

ゴールデンクロス使えないじゃん・・・

と諦める前に、上位時間足を見てみましょう。

 

環境認識

紫丸が、ゴールデンクロスで価格が上昇した場面です。

 

上位時間足を見たら一目瞭然でしたね。

 

戻り高値という、強いレジスタンス、かつ、MA50のグランビルの法則によって、長い上ヒゲで終了しました。

 

上位時間足になればなるほど、優位性は高くなるといわれているので、価格が上がる可能性よりも、価格が下がる可能性が高い場面だった、ということがわかります。

 

それでは、どのようにMAを活用するのか。

 

先ほどの続きを見てみましょう。

 

デッドクロス

青丸でデッドグロスしました。

 

その後戻り高値で長い上ヒゲがでて、緑丸でグランビルの法則により絶好の売り場が訪れましたね。

 

単一時間足だけ見ると、先ほどのゴールデンクロスと何ら変わりはありません。

 

その後の状況を見てみましょう。

 

デッドクロス

今回は価格が下降してくれました。

 

上位時間足も見ておきましょう。

 

環境認識

紫丸がデッドクロスで価格が下降した場面です。

 

上位時間足もレンジとはいえ、戻り高値を抜けていないので下目線だし、上位時間足も同様、デッドクロスが完成していました。

 

ということで、上位時間足を見てみても、価格が下がる確率が高いかもな、と予測できます。

 

執行時間足に戻します。

 

赤線から価格が上昇しているので、ここで買いをいれている人たちは、赤線の下に損切りをいれているはずなので、赤線を下抜けたら価格が一気に伸びる可能性があるな、ってことで、青丸でサポートブレイク狙いもできます。

 

しかし、まだ損切りをしていない人もいます。

 

それでも、価格が下降し続け、このまま下がったらどうしよう・・・と恐怖を感じています。

 

人間の心理を活用

しかし、価格が先ほどのサポートラインまで戻ってきています。

 

損切りできなかった人たちは、先ほどの恐怖心から、ここまで戻ってきてくれた、という安心感に変わり、決済をします。

 

買いの決済、すなわち売り注文が入ることが予想できることにより、レジサポ転換が起こる可能性が高いかもな。という予想が立てられます。

 

その後

 

セオリー通りといいましょうか、白丸からレジサポ転換で価格が一気に下降しました。

 

このように、聖杯手法に頼るのではなく、環境認識をして、人間の心理を読み取ることが大切になります。

 

まとめ

 

今回の記事で聖杯は存在しない、ということが理解できたでしょうか。

 

大切なのは環境を認識することにより、人間の心理を読み取り、補助的にインジゲーターを活用することで、狙いの方向に価格が動く確率が高いところが見えてきます。

 

正解のないランダムに価格が変動する相場の世界において聖杯を探すのは、あまりにも時間の無駄だ、ということが理解できたと思います。

 

参考になった方だけで構いませんので、応援していただけるとうれしいです。


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