ボリンジャーバンドの使い方やMT4での設定、手法を紹介

 

初心者の頃によく使っていたボリンジャーバンド。

 

自分はもう使ってはいませんが、ボリンジャーバンドがダメというわけではなく、自分は相場をシンプルに見るようにしたために使わなくなっただけで、今なお有効で非常に優れたインジゲーターになります。

 

もちろん聖杯ではないため、必ず環境認識ありきで使わなければ勝ち続けることはできません。

 

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ボリンジャーバンドとは

 

ボリンジャーバンドとは、1980年代にジョン・A・ボリンジャー氏によって考案された、標準偏差と正規分布の考え方に基づいた指標になります。

 

移動平均線を中心として、上下に標準偏差のラインを引くことで、ボラティリティを視覚的に認識することが可能になります。

 

標準偏差は移動平均線とその上下に±1σ~±3σまで表示させるのが一般的です。

 

まずは、ボリンジャーバンドの設定方法を説明していきます。

 

MT4でボリンジャーバンドを設定してみよう

 

MT4でのボリンジャーバンドの設定を説明していきます。

 

まずは、挿入⇒インディゲータ⇒トレンドと進んでいくと「BollingerBands」が出てきますのでクリック。

 

クリック後は設定画面が出てきますので、設定していきましょう。

 

BollingerBands設定画面で期間や偏差を決めよう

 

「パラメータ」タブで期間と偏差を決めていきます。

 

期間は移動平均線のことですので、いつも表示させている20日移動平均線に設定。

 

21日移動平均線を使っているなら期間を21に設定してください。

 

偏差は±1σ~±3σを表示させたいので、まずは±1σを表示させるために1を入力。

 

スタイルで色や線の太さや種類を変えられるのでお好みのスタイルを決めてください。

 

今回は、図のような設定でOKすると

 

真ん中のラインが20日移動平均線。

 

移動平均線の上のラインが+1σ、下のラインが-1σになります。

 

あとは同じ手順で±2σ(偏差に2を入力)、±3σ(偏差に3を入力)を設定します。

 

全て設定すると±1σ~±3σまで表示されます。

 

赤が20日移動平均線、青が±1σ、黄が±2σ、紫が±3σになります。

 

ボリンジャーバンドの設定方法は以上になります。

 

次に標準偏差±1σ~±3σの説明をしていきます。

 

標準偏差±1σ~±3σ内で価格が収まる確率

 

標準偏差の表示はボラティリティーを視覚的に認識しやすくし、標準偏差ごとに価格の移動範囲を確率で示しています。

 

標準偏差ごとの価格の移動範囲の確率を確認していきましょう。

 

-1σ~+1σ内に価格が収まる確率

 

赤ラインが移動平均線で、その上下にある青ラインが+1σ(上の青ライン)、-1σ(下の青ライン)になります。

 

+1σ~-1σ内で価格が収まる確率は68.3%になります。

 

-2σ~+2σ内に価格が収まる確率

 

赤ラインが移動平均線で、その上下にある黄ラインが+2σ(上の黄ライン)、-2σ(下の黄ライン)になります。

 

+2σ~-2σ内で価格が収まる確率は95.5%になります。

 

-3σ~+3σ内に価格が収まる確率

 

赤ラインが移動平均線で、その上下にある紫ラインが+3σ(上の紫ライン)、-3σ(下の紫ライン)になります。

 

+3σ~-3σ内で価格が収まる確率は99.7%になります。

 

確かに+3σ~-3σからはみ出しているのは赤丸で囲んだ箇所だけなので、±2σや±3σで逆張りを仕掛ければ簡単に勝てそうです。

 

しかし、ボリンジャーバンドを使用したことがある人ならわかると思いますが、相場はそう甘くはありませんでした。

 

だからといって、ボリンジャーバンドの移動範囲の確率がウソとか使えないということではなく、きちんと環境認識をしたうえで標準偏差を用いた手法を使わなければならないということになります。

 

まずは、相場の簡単な性質を理解する必要があります。

 

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相場はボラティリティの縮小と拡大を繰り返す

 

相場はボラティリティの縮小と拡大の繰り返す性質をもっています。

 

ボラティリティの縮小が続くと、いずれ大きなボラティリティの拡大が発生します。

 

ボラティリティーの拡大はやがて縮小し、縮小が続くと再度、ボラティリティーの拡大が起こります。

 

相場は結局この縮小と拡大の繰り返しです。

 

この相場の性質を活かすためにボリンジャーバンドを活用します。

 

バンド幅でスクイーズ(縮小)とバンドウォーク(拡大)を確認

 

ボリンジャーバンドを使用することで、ボラティリティの縮小と拡大が見抜きやすくなります。

 

まずは±1σ~±3σを表示させたチャートを見てみましょう。

 

ボラティリティーがスクイーズ(縮小)している場面とバンドウォーク(拡大)している場面がわかるでしょうか。

 

分かりやすく枠で囲ってみます。

 

赤枠部がスクイーズでボラティリティーが縮小してきており、青枠部がバンドウォークでボラティリティーが拡大しているのがわかると思います。

 

特徴としてはスクイーズ時には±1σ~±3σのバンド幅が閉じてきて、価格も移動平均線も横ばい状態になります。

 

バンド幅が閉じてくると、±2σでよく反応しているのがわかりますので、スクイーズ状態での±2シグマタッチの逆張り手法の説明をしているサイトが多いのもうなずけます。

 

逆にバンドウォーク時には±1σ~±3σのバンド幅が開いてきて、価格も移動平均線も一方方向に動きます。

 

2σに沿ってバンドウォークしているので、相場によっては2σタッチの逆張りをした場合、痛いほど負けてしまうのがわかると思います。

 

したがって、しっかりと環境を把握したうえで、ボリンジャーバンドを補助的に使ってエントリーをしなければ安定して勝てないということが理解できたと思います。

 

バンド幅の開閉でいち早くスクイーズを察知

 

バンドウォークもいつまでも続くわけではありません。

 

うまくトレンドに乗れればいいですが、保有し続けた結果、利益を逃してしまう可能性もあります。

 

そこで、いち早くスクイーズを察知するためにバンド幅の開閉に注目します。

 

先ほどの図で説明していきます。

 

それぞれのバンドウォーク中の±3σ赤丸に注目してみてください。

 

価格は下がっており、-3σもバンドが開いているのでバンドウォーク中です。

 

しかし、+3シグマに関しては、バンドが閉じてきおりダイバージェンスが発生していますので、トレンドが終わる可能性を示唆しています。

 

図を見てもわかる通り、3か所ともダイバージェンス確認後にスクイーズしています。

 

ダイバージェンス発生でいったん利確をするのも一つの有効な利確方法といえますが、すべてのバンドが傾いている場合はトレンドが強く、そのままバンドウォークが続くという性質がありますので、過去検証で自分なりのルールを決めたほうがいいでしょう。

 

それでは、ボリンジャーバンドの性質をまとめていきます。

 

ボリンジャーバンドの性質

 

ボリンジャーバンドにはいくつかの性質があります。

 

その性質を理解することにより、ボリンジャーバンドを用いた手法が最大限発揮されます。

 

性質1

移動平均線、バンドが横ばいならば、±2σで反転する可能性が高い

 

性質2

移動平均線、バンドが横ばいならば、±3σで反転する可能性が高い

 

性質3

移動平均線、バンドが上(下)に傾いていれば、上昇(下降)のトレンドが強くバンドウォークしやすい

 

性質4

バンドが開いた状態で+3σ(-3σ)を上抜ける(下抜ける)とバンドウォークしやすい

 

性質5

バンドウォーク中は+1σ(-1σ)でサポート(レジスタンス)されやすい

 

性質6

ボリンジャーバンドはスクイーズとバンドウォークを繰り返す

 

ボリンジャーバンドには以上のような性質がありますので、これを理解することでエントリーポイントの精度が上がります。

 

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ボリンジャーバンドを用いた手法

 

ボリンジャーバンドを用いた手法の説明は、逆張りメインになっているサイトが多いですが、最初のうちは順張りに絞ったほうがいいです。

 

また、ボリンジャー氏も逆張りではなく、順張りのために考案したインジゲーターと謳っています。

 

したがって、順張り手法を解説していきます。

 

ボリンジャーバンドを活用して順張り

 

最初にも言いましたが、ボリンジャーバンドは聖杯ではありません。

 

必ずマルチタイムフレーム分析やレジサポで環境認識をして、ボリンジャーバンドは補助的に使うようにしましょう。

 

ということで、日足の環境認識からいきます。

 

日足は上昇トレンド中で直近高値(赤破線)を上抜け、再度直近高値を試し、下ヒゲをつけて上昇しそうな局面です。

 

日足の環境的には上目線で固定できそうです。

 

ボリンジャーバンドは+1σの上に位置しているため上昇傾向が強く、移動平均線もバンドも上向きで傾いているため、上昇のトレンドが強いことを示唆しています。

 

先ほど説明した性質3の移動平均線、バンドが上に傾いていれば、上昇のトレンドが強くバンドウォークしやすい、性質5のバンドウォーク中は+1σでサポートされやすい、に当てはまります。

 

したがって、ボリンジャーバンドを見ても戦略は上目線で固定です。

 

次に4時間足を見ていきます。

 

4時間足も上昇トレンド中です。

 

直近高値(赤破線)を赤丸で上抜け、再度直近高値まで押し目をつけ青丸でレジサポ転換し、グランビルの法則で移動平均線を上抜けてきました。

 

4時間足レベルでも環境的には上目線で、押し目買いができそうな局面です。

 

ボリンジャーバンドは、-1σで反応しており、バンドも閉じて縮小している状態です。

 

ボリンジャーバンドの性質を活かすのであれば、-2σまで戻ってほしかったのですが、日足、4時間足の直近高値と-1σに反応したため、-2σまでは戻らなかったようです。

 

また、先ほど説明した性質6の、ボリンジャーバンドはスクイーズとバンドウォークを繰り返す、に当てはまり、そろそろバンドが拡大しバンドウォークが起きるかもしれません。

 

最後に執行足の短期足を見てみましょう。

 

赤破線が日足、4時間足の直近高値です。

 

今回の執行足は1時間足になります。

 

1時間足では上昇トレンドが崩れていますが、戻り高値(白破線)を上抜ければ、下目線はなくなりますので、日足、4時間足の背景を考慮すれば、戻り高値ブレイク狙いのロングができそうな局面です。

 

ボリンジャーバンドは、スクイーズ状態になっており、赤丸で-3σに反応して上昇しています。

 

先ほど説明した性質2の移動平均線、バンドが横ばいならば、±3σで反転する可能性が高い、性質6のボリンジャーバンドはスクイーズとバンドウォークを繰り返す、に当てはまり、バンド先も開いてきているのでボラティリティーが拡大しそうな局面です。

 

以上を加味して1時間足戻り高値ブレイク狙いのロングができそうです。

 

その後の状況を見てみましょう。

 

スクイーズ状態からきれいにバンドが開いてバンドウォークしました。

 

あまり続きませんでしたが、損切りラインを1時間足戻り高値ブレイクの根元、そして、-3σのダイバージェンスを確認して利益を確定したとしても、十分なRR比を獲得することが可能になります。

 

まとめ

 

ボリンジャーバンドの設定から手法までを説明してきました。

 

ボリンジャーバンドの性質を理解することで、エントリーポイントの精度を上げることが可能です。

 

ただし、環境認識メインでボリンジャーバンドは補助的に使わなければ勝ち続けることはおそらくできません。

 

今回は、後付けで説明しているので簡単そうに見えますが、チャートの右側が見えない状態では、慣れるまでかなり難易度が高いです。

 

また、ロウソク足が確定するまではバンドが開いたり閉じたりと惑わされてしまいます。

 

したがって、ボリンジャーバンドの過去検証をする際は、現在進行形で動いているチャートか、フォレックステスターで検証しなければ精度が上がらないと思います。

 

ボリンジャーバンドに興味がある方は、実際に動いているチャートで過去検証し、エントリーポイントの精度を上げていきましょう。

 

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