よく、損切り幅広すぎじゃない?という批判を聞きますが、何と比較して言っているのでしょうか。
損切り幅は10Pipsまで。とか、損切り幅は5Pipsで固定して勝っています。
などなど、その人たちの経験値によりはじき出した答えなら特に問題はありません。
また、スキャルピングトレーダーなら妥当な数字かもしれませんね。
しかし、ボラが日々変化している状況の中で、何も経験値を積んでいない人が損切り幅を固定しているのは、損切り貧乏になりかねません。
目次
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損切り位置に根拠を持たせ損切り貧乏を回避
損切りは勝つために必要な経費だ。
これはごもっともですが、環境認識ができていないと余計なエントリーが多発し損切りの嵐で、資金がどんどん減っていってしまいます。
これが損切り貧乏ですね。
しかし、損切りしなかったら思惑の方向と逆行したときに、一発で破産に追いやられてしまいます。
自分は最初の頃、絶対に損切り幅は変えない、と心に誓い、それに従ってどんな相場でも損切り幅を固定して取引してきましたが、やはり損切り貧乏になってしまいました。
損切りしないほうがいいのではないか?
と何度も心が揺れ動いてしまい、時に損切り幅を広げてしまいましたが、やはり勝っているトレーダーは自分のシナリオが間違っていたら躊躇なく損切りする、という方が多く、損切りしないのはいつか破産に追いやられる、と口をそろえて言っていたので、損切り幅は変えない。これだけは守ろうと心に誓いました。
損切り貧乏にならないための損切り幅とは?
これに関しては答えがありません。
損切り幅が10Pipsでいい相場もあれば、損切り幅が50Pips必要な相場もあります。
それでも損切り幅を50Pipsに設定していると、損切り幅が広すぎでしょ。という何と比較して言っているかわかりませんが、そんな批判が聞こえてきます。
50Pipsの損切り幅でも100Pips狙えるのであれば、それは妥当な損切り幅です。
逆に、10Pipsの損切り幅でも5Pipsしか狙えないのであれば、それは損切り幅が広すぎる、ということになります。
適切な損切り位置はチャート分析で見つけ出す
先ほども言いましたが、相場によって損切り幅は異なります。
自分がエントリーした根拠が崩れるタイミングが損切り位置になります。
模式図を用いて説明します。
上昇トレンドと仮定し、赤丸付近で押し目買いをしたとしましょう。
あなたなら損切り位置はどこに設定しますか。
自分なら押し安値の赤線の下に損切り位置を設定します。
なぜなら、押し安値を下回ることによって、下目線になりエントリーの根拠が崩れるからです。
損切り位置が青線の下の場合、直近高値で反応しての押し目買いだから、という理由があるのでいいのですが、まだ押し安値を切っていないので、目線は上です。
したがって、損切り位置としての根拠は弱く、これくらいの位置ならノイズでバンバン損切りにかかってしまい、損切り貧乏になりかねません。
この押し安値の位置までが10Pipsなら損切り幅は10Pips程度で済みますが、押し安値の位置まで50Pipsあるなら損切り幅は50Pipsくらいになるのです。
もちろん、損切り幅が50Pipsの場合、利確の狙いが50Pips以上ないのであればエントリーすることはおすすめできません。
最低でもリスクリワード比は1:1以上になるようにしましょう。
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大幅なPipsの損切りにはポジション調整を
損切り幅が広いと批判している人の多くは、そんな幅では資金が足りないし、精神が持たないよ。
ということだと思います。
あとは、ネットで損切り幅を5Pipsとか10Pipsで固定して勝っている人がいるからでしょうか。
ただ、FXではロット数を調整することが可能です。
1つのポジションに対しての損失許容額は1%~5%といわれています。
例えばFXの資金が100万円あるとしましょう。
1ポジションの損失許容額を1%と設定した場合、1回の取引で1万円負けまでが許容範囲額となります。
したがって、10Pipsの損切り幅であれば、10万通貨で取引できます。
50Pipsの損切り幅であれば、2万通貨に抑えて取引すればいいだけのはなしなのです。
参考記事⇒損切り幅が広くても関係ないが、損失額を固定しなければ破産確率が上がってしまう
まとめ
環境認識は必要ですが、損切り貧乏になっている方は、損切り位置をPipsで固定するのではなく、根拠が崩れるところに損切り位置を設定するようにしてみてはいかがでしょうか。
- リスクリワード比が1:1を下回るのであれば取引しない
- リスクリワード比が1:1以上なら取引する
これを守るだけでも、損切り貧乏から脱出できるヒントを得られるかもしれません。
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