MT4に使い慣れると、他のMT4以外の証券会社の取引ツールでテクニカル分析や過去検証すると、かなり使いづらくなってしまいます。
慣れもあるのでしょうが、やはりMT4で取引や過去検証するのが最適だと思います。
今回は、MT4で取引や過去検証をスムーズに行えるような小ネタをご紹介します。
これからMT4を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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MT4
MT4とはMetaTrader4の略で、ロシアのメタクォーツソフトウェア社が開発した、無料のFX取引ツールになります。
慣れるまでは覚えることが多くて大変かもしれませんが、慣れてしまえば、これほど使い勝手のいい取引ツールはないのではないかと思いますので、この際に覚えておくことをおすすめします。
基本的な設定
まずはMT4を開いてみましょう。
最初はこんな感じでチャートが表示されます。
まずは、見やすいようにロウソク足にするため、ロウソク足のボタン(赤丸)を押しましょう。
ロウソク足のボタンを押したのにもかかわらず、まったく変わりません。
自分はここで数時間つまづきました。
ロウソク足に変更はされているのですが、チャートが小さすぎて見づらいだけになっておりますので、拡大ボタン(赤丸)を2回押します。
すると
ロウソク足が出現しましたね。
まだ色々と見づらいので、、右クリックからプロパティを開いて、全般タブで見やすいように設定しましょう。
自分はこのような設定にしております。
これでOKボタンを押すと
かなり見やすくなりましたね。
背景色やロウソク足の色を変えたい場合は、先ほどのプロパティの色の設定タブから変えられますので、好みの色にしてください。
あとは、好みのインジゲーターをいれてみてください。
今回はMA20を設定してみます。
挿入タブからインディゲータ、トレンドの順にクリックすると、Moving Averageが出てきますので、これをクリック。
期間20にしてOKを押すと
MA20が表示されました。
とりあえずはこんなところにしておきましょうか。
続いては、監視する通貨ペアを全て表示させます。
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複数通貨ペア表示
最初に使っていた取引ツールは複数通貨ペアの表示がかなり面倒でした。
しかし、MT4は簡単に複数通貨ペアを表示することができるので、設定していきましょう。
ファイルタブ、新規チャートとクリックすると、通貨ペアが一覧で表示されますので、監視したい通貨ペアを選択して表示させましょう。
自分は12通貨を監視しているので、監視している12通貨全て表示させます。
赤枠を見てもらえばわかると思いますが、12通貨全て表示させました。
後はウィンドウの整列ボタン(赤丸)を押すと
12通貨が綺麗に整列されました。
あとは、残りの通貨ペアに対して、ロウソク足に変更したり、インジゲーターを表示させたりするのですが、かなり手間ですよね。
しかし、この手間を省くことができます。
設定を変更したチャート上で右クリック、定型チャート、定型として保存とクリックしていきます。
すると、保存画面が開かれますので、任意の名前にして保存します。
今回はデフォルトのtemplate_nameで保存しました。
あとは、設定を変更したいチャート上で右クリック、定型チャートとクリックすると、先ほど保存したtemplate_nameが出てきますので、これをクリック。
すると
設定を変更したものがすべてコピペされましたね。
これでだいぶ手間が省けます。
あとは、全ての通貨ペアにtemplate_nameを適用するだけです。
簡単に全ての通貨ペアに反映されました。
これで複数通貨ペアの監視が可能になり、取引するのにも使い勝手がよくなりました。
トレンドラインでレジスタンスライン、サポートラインを引く
レジスタンスライン、サポートラインを引くときに水平線を使ってラインを引いている人がいますが、それだとかなり手間になりますし、このラインどこから引いたんだっけ?
と頭が混乱することになるでしょう。
したがって、レジスタンスライン、サポートラインを引くときは、トレンドラインで引くことをおすすめします。
レジスタンスライン、サポートラインを水平線で引いた場合
水平線でレジスタンスライン、サポートラインを引くとなぜ手間なのか説明していきます。
まずは、水平線でサポートラインを引いてみます。
週足でサポートランを引いてみました。
一見、どこがダメなのかわかりづらいと思いますが、これを短期足に落とし込むと
30分足です。
赤丸の部分がそうなんですが、短期足に落とし込むとかなりズレてしまいます。
トレードする際、こういったズレが命取りになる可能性もあるので注意が必要です。
週足の安値を調べて、水平線のプロパティでその安値の価格を直接打ち込むことで、このズレは解消されますが、かなり手間になります。
それと、水平線は左に永遠にラインが引っぱられますので、直近は大丈夫ですが後々、このラインどこから引っ張ってきたんだっけ?と必ず頭が混乱してしまいます。
過去検証している時は特にです。
また、何かの拍子にサポートラインをずらしてしまった場合はもうおしまいです。
また一から、サポートラインを探す手間が出てしまいますので、水平線を使うのはおすすめできません。
レジスタンスライン、サポートラインをトレンドラインで引いた場合
次になぜ、トレンドラインでレジスタンスライン、サポートラインを引くことをおすすめするのか説明します。
まずは、トレンドラインで先ほどの安値にラインを引いてみます。
赤丸のトレンドラインを選択して、先ほどの安値らへんに合わせてクリックし引っ張ります。
これだと、水平線と変わらない、と思われるかもしれませんが、トレンドラインの場合、多少ズレていても、マグネット機能が働いて、安値にピタッとくっついてくれます。
あとは、トレンドラインの右のポッチ(青〇)をクリックしながら、かつ、キーボードのShiftキーを押しながらマウスを左右に動かすと
水平にトレンドラインが引かれます。
もちろん、マグネットで安値にくっついてくれるので
短期足に落とし込んでもズレることはありません。
ズレによるミストレードもなくなりますね。
また、トレンドラインは左に永遠にラインが引っぱられず、始まりがわかるので、このラインどこから引っ張ってきたんだっけ?と頭を悩ます必要がありません。
まとめ
今回は、基本的な設定から、複数通貨ペアの表示方法、そして、トレンドラインでレジスタンスライン、サポートラインを引く重要性を説明しました。
これで、少しは取引や過去検証がスムーズになると思います。
MT4を検討している方はこちらから開設が可能です。
まだまだ小ネタはありますが、長くなってしまいましたので、また次の機会にでも情報共有できればと考えております。
参考記事⇒MT4で複数時間足を表示し、ラインを他チャートに自動反映
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